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ソニー銀行との産学連携プロジェクトで最優秀チームがソニー銀行本社へ表敬訪問、プレゼンテーションを行いました

2024年3月6日

白百合女子大学は、ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:南啓二/本社:東京都千代田区/以下 ソニー銀行)と産学連携協定を締結しています。


本協定に基づき、本学全学部全学科を対象に開講するグローバルビジネスプログラムの1年次必修科目「グローバルビジネスI」(担当:上野由佳准教授)において、ソニー銀行と連携した課題解決型プロジェクトを行っています。この度、同プロジェクトで最優秀チームに選ばれた2チームがソニー銀行本社を表敬訪問し、代表取締役社長 南啓二氏と代表取締役副社長 鈴木隆行氏をはじめ、社員の方々にプレゼンテーションをさせて頂きました。
ソニー銀行本社目の前にある、日比谷公園を見渡せる見晴らしの良い会議室で、学生達は前日ギリギリまで試行錯誤を重ねて準備したプレゼンテーションを披露しました。

最優秀チームは、最終発表日から約1ヶ月間、春休みを返上してプレゼンテーション内容を改善し、今回の訪問に備えました。課題は、ペルソナ(対象となる人物像)を設定し、そのペルソナの抱える問題や不満をソニー銀行の商品を活用して解決するとことでした。そのため、まずペルソナを想定し、そのペルソナのストーリー(物語)を考案する必要がありました。そして、ソニー銀行の商品の優位性とストーリーを理解し、両者を組み合わせて問題を解決するということが求められました。学生達は、単なる商品紹介に留まらず、これらのストーリーをどう合わせるかを、最優秀チームに選ばれた後も、徹底的に検討しました。
プレゼンテーション後に、鈴木氏からは、「ペルソナとストーリーにリアリティがあり、良く練られている提案となっている。ソニー銀行ではお金は夢を実現するための道具であると考えており、これからも使い方を学んでほしい。」とのアドバイスを頂きました。南氏からは、「学生達がまとめた情報や考え方が今後のビジネスを考える上で大変参考になっている。さらに、大学時代にこそ、自分の好きなことを見つけてその力を伸ばしてほしい。」とのエールを頂きました。
プレゼンテーション終了後は、社内ツアーで職場を拝見したり、昼食を取りながら社員の方々と懇談したり、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。最後まで手厚い対応に学生達の感激もひとしおでした。

今回のこのプロジェクト全般において、全員参加型のリーダーシップが常に求められました。学生達は、自らの強みを生かしながらリーダーシップを発揮しました。学生からの振り返りでは、「リーダーシップとは先頭に立ってみんなを引っ張るだけではない。後方から支えたり、様々な形のリーダーシップがあるということを学んだ。私も自分なりにチームの力になりたい、チームのために何ができるかを考えながらリーダーシップを発揮できたと思う」と成長が感じられました。他にも、「自分のできることを考え、主体的に行動に移すことができた」「議論が白熱しすぎた時に、要点を整理して話をまとめることができた」「チームの意見を深めるために質問することができた」等、各自工夫している様子が窺えました。
今回初めてのソニー銀行との産学連携協定に基づいたプロジェクトとなりましたが、ソニー銀行の多大なる協力により、期待以上の成果を得ることができました。 
(グローバルビジネスプログラム)
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